アニサマ二日目なぐり書き所感

■開幕前のSEがメイデンの"Aces High"他メタル系オンリーで固められていたので一人密かにほくそ笑む。

■JAM+美郷「思い出は億千万」 →オープニングがいきなりニコニコて。まあ18000人超の「おっくせんまん!」が聞けただけでも価値あったかも。美郷あきはこの時点じゃかなり音はずしてて正直目を覆わんばかり、このあと大丈夫かくらい思う出来だったのだけど…

美郷あきBLOOD QUEEN」「君が空だった」 →持ち歌になった途端、完全復活。舞HIME・EDは正直聞くまではストパニやってくれよーぐらい思ってたのだけど、予想以上に情感こもった歌いっぷりだったのでわりかしジーン。いやしかしげんしけん2のOPも聞きたかったしな、ノリいい曲をたくさん持ってる人は選曲大変っスね。

ELISA「euphoric field」「HIKARI」 →顔の造形だけで見るなら本日のナンバーワン、そんくらいバリ可愛い人だったっス。そんな美人さんがただでさえ思い入れあるefのOP歌ってくれるっていうんだから盛り上がらないわけないっすゴロゴロー 「隠」のエンディングでも19歳という若さに似合わぬ艶ある歌いっぷりを見せつけてくれてたり。

■ドメスティック・ラヴバンド「ハッピー☆マテリアル」「Shangri-La」 →ぶっちゃけangela名義で出て「ステルヴィア」歌ってほしかったけど、自らの持ち歌をコメディちっくにアレンジしたシャングリラが相当良かったのでアリ判定、アホ全快のナリキリMCもオモロかったし。それにしても本気モード入ったこの人の高音の伸びは異常。

Sound horizon「朝と夜の物語」「奴隷市場(Moria曲)」「聖戦のイベリア」 →ここまでで皆目抜きどころなし。今度こそトイレタイムかと思いきや、ぞろぞろ出てきたお姉さんズが美人揃いで普通に眩まされた末の結局ガン見とは、アニサマ恐るべし。

黒薔薇保存会「花火」+「満天プラネタリウム」「ヒカリ」 →ホアーきたー 一瞬にしてオレンジ一色に染め上がる会場全域、この時点でのUO占有率ダントツでナンバーワン。まあ本来なら青が正当色なんだろうけどウルトラブルーとか売ってないしね。しっかしまあ相も変わらず声優領域を出ない可も不可もなくレベルな歌唱力にもかかわらず、予定調和以上の盛り上がりを見せてる堀江厨の忠誠心たるやどんだけ…!とかホザいてた筈のミーですら「ヒカリ」じゃ普通にフィストバング。

桃井はるこ「Feel so easy!」「LOVE.EXE」 →プロとしてあるまじき舞い上がりっぷりをド晒した末の大ゴケ2連発がむしろその熱血っぷりを昇華せしめて逆に好感よびまくった本日のMVP候補。歌とは顔でも容姿でもはたまた技術でもなくその姿勢こそが本質なんだということを分かりやすく証明してみせてくれた「エ!グ!ゼ!」に心の底から喝采を。

■桃井+MOSAIC天罰エンジェルラビィ」 →アニソン界屈指の高周波ヴォイスを誇るみーこが加わったことによってその電波度は更に倍。天罰!天罰!の仕草が脳裏に焼きついて離れないー

MOSAIC.WAV最強○×計画」「ガチャガチャきゅ〜と・ふぃぎゅ@メイト」 → サビの合間にオーバレイされる合いの手シンガロングの一糸乱れぬっぷり、そのシンクロ率は両曲とも間違いなく400%超え。ところで「フィギュアット!」って「ひき納豆!」に聞こえない?

ave;new feat.佐倉紗織 「True My Heart」+「Iris」+「ラブリー☆えんじぇる!!」 →今度はきしめんキター というかヒューマンの可聴領域を明らかに凌駕したこの小娘の電波声度もマジ半端なかった。もはやヒューマン相手じゃつとまらない。誰相手ならいいだ?犬とか?というわけで本日の麻薬犬あたりに集団で陵辱されてほしいアイドル候補ナンバーワン。

■miko「魔理沙は大変なものを盗んでいきました」 →でもってニコニコタイムのとどめがこの巫女。18000人超の「鈍痛!」連呼だけならまだしも曲ブリッジを補完せしめる「アンアアンアン!」コールにはもう笑うしか。

Lia鳥の詩」 →全アニソン好きヲタに捧ぐ国家斉唱タイム。原作への思い入れが強すぎて脳内が何をどう聞いても感動してしまうモードに突入。そんな雰囲気の中「オイ!オイ!」の客いじりを始めだすLiaさんってばあまりにお茶目すぎ。贅沢を言わさせてもらうならこの曲だけはしっとりと歌いあげてほしかった…

THE IDOLM@STERGo my way!!」+「キラメキラリ」+「エージェント夜を往く」+「relations」+「蒼い鳥」+「私はアイドル」(全メドレー)  →ジューシーポーリーおばさんの井戸端MCにより全体のグダグダ度も更に上昇。でもアイマスって元々そーゆうもんだからこれはしょーがない。まあ「ゴマイウェー」と「とかち」が聞けた時点でライトニコラーのミーはそこそこ満足。

福山芳樹真っ赤な誓い」 →なんのためらいも見せずにイントロから全開で歌いだせる一万人以上のオーディエンスって一体…?こやつらは今ここで始末しておかねばいつか必ず世界が危機に晒されるレベルの警鐘を本気で感じつつ、赤一色で染まるアリーナにしばし見入る。福山さん、声の調子悪そうだったなー

■May'n「ノーザンクロス」「射手座☆午後九時Don't be late」 →「もってっけー」の熱唱に被さる倍デシベルのシンガロング、「飛んでっけー」の絶唱とともに宙を舞うサイリウム、本来ならまだ新人な筈のMay'nという駆け出し歌手に対してこの客反応は明らかにおかしいだろ。でもいかったー、当然10月のマクロスライブにも行くー

サイキックラバーPrecious Time,Glory Days」「鼓動-get closer-」 →すんません、疲れすぎてここだけは座っちゃいました。

平野綾「LOVE GUN」「unnamed world」 →パフォーマンスの良さは一部認めるものの、アニソンを主題にすべきこの舞台に自分のオリソンを持ってくるその無神経チョイスには正直苦虫噛み潰す。やっぱこの人どうも好きになれんわー

石川智晶「アンインストール」「プロトタイプ」 →存在感が独特、マイナスイオンが出てるとでもいうか不思議ちゃん混じりのマイペースさんとでもいうか、明らかに他のそれとは雰囲気の異なるまったりオーラが噴出してました。ちなみに2曲目は002期の新EDらしいけどいまいち微妙、個人的には「美しければそれでいい」をやってほしかった…

米倉千尋、石川とデュオ「あんなに一緒だったのに」+「嵐の中で輝いて」、ソロ「永遠の扉」「FRIENDS」  →声優と歌手、なにげに曖昧なその境界線というものを歌声一つで素人であるミーにもはっきりと分からせてくれた一人。ただ後半2曲のチョイスは正直いかがなものかと。どうせ封神やるならOPの方が聞きたかったし、なによりもカレイド聞きたかったー

JAM Project「No border」「Rocks」「SKILL」 →ここまで盛り上がったステージってちょっと過去記憶になし。再結成Xのアリーナでもここまでは… 「もっともっと!」煽動がもたらした、そこかしこで全盛期の和田レベルなハイジャンパー続出の奇天烈きわまる光景にゃ完全に魂抜かれました。あ、和田伝説については下記照のこと。

 ・1日5会場は当たり前、1日8会場も
 ・3日前から物販の先頭を確保
 ・最前センターも日常茶飯
 ・オールスタンディング整理番号2300番で最前を確保
 ・一回のジャンプで三秒間は滞空
 ・列に並んだだけでラムズ王が泣いて謝った、心臓発作を起こす古参も
 ・UOを一睨みしただけで発光する
 ・イベントの無い日でも会場前で徹夜
 ・UOを使わずに自分が光っていたことも

全員「Yells」「OUTRIDE」「Yells」 →アニソン版ウィアーザワールドなお約束パート。それになぞらえるならライオネル景山、マイケルがほっちゃんで、シンディローパはモモ−イ、スプリングスティーンは福山か? ダラダラ度を増長させるだけでしかない最初のYellsは蛇足としか思えなかったけど、でもクサ度満点の演出と分かっていてついついひいきの声優やシンガーさんのパートを心待ちにしちゃう自分がそこにいるのも確か。

#初日もそのうち書こうと思います。